令和元年度 産科・婦人科手術件数

令和元年度 産科

手術総数 246件

手術内訳


手術内訳 件数
帝王切開 213件
流産手術 6件
頸管縫縮術 18例
その他 9例

分娩件数 467件



件数
うち、多胎 31件(6.7%)
(双胎31件、品胎0件)
うち、22~36週の早産 124件(26.6%)
分娩内訳


分娩内訳 件数
帝王切開 213件(帝王切開率 45.6%)
超緊急11、緊急103、予定99
吸引分娩 26件
鉗子分娩 11件
骨盤位分娩 0件

当科の手術の特徴

平成19年11月から総合周産期母子医療センターとなり、県内の切迫流早産、多胎妊娠や合併症を持つハイリスクの妊婦さんを多数受け入れています。救急科や関連する診療科や院内多職種スタッフとの連携により、母体急変時における受け入れ体制の整備を行っています。 緊急と非緊急の母体搬送数は令和元年で年間各々97例、265例です。 高度な周産期医療を限られた病床とスタッフ数で運営するため、分娩予約数を月40件に制限して、県内外の医療施設から紹介いただいたハイリス妊娠の妊産褥婦さんの緊急・非緊急母体搬送を極力受け入れる体制に努めています。

令和元年 婦人科

手術総数 360件

主な疾患の症例数


全手術総数 360件
広汎子宮全摘術 1例
準広汎子宮全摘術 2例(体癌2例)
子宮体癌手術 13例
腹式単純子宮全摘術 86例
腹腔鏡下子宮摘出術 30例
開腹子宮筋腫核出術 22例
腹腔鏡下筋腫核出術 4例
円錐切除術 35例
卵巣癌手術 28例(再発例2例 境界悪性5例)
開腹付属器手術 42例
腹腔鏡下付属器手術 66例
子宮鏡下手術 8例
子宮内膜ポリープ切除術 1例
子宮脱手術 9例
子宮外妊手術 2例
その他 23例


悪性腫瘍症例(新鮮例) 42例
子宮頸癌 2例(上皮内癌は除く)
子宮体癌(肉腫) 14例
卵巣癌(境界悪性、転移含む) 26例


抗癌剤治療・放射線治療例(再発例含む) 83例
子宮癌(肉腫含む)に対する抗癌剤治療 23例
子宮癌に対する放射線治療 3例
卵巣癌に対する抗癌剤治療 41例
卵巣癌に対する放射線治療 2例
その他の癌に対する抗癌剤治療 14例
その他の癌に対する放射線治療 0例

当科の手術の特徴

良性疾患だけでなく、悪性腫瘍も積極的に手術を施行し、腹腔鏡下手術を積極的に取り入れています。悪政腫瘍では手術の他、化学療法も積極的に行っており、外来化学療法や症例によっては外来での管理を中心とする3泊4日の化学療法なども行っています。また抗癌剤の副作用対策に特に力を入れており、患者さんのQOLの改善に取り組んでいます。

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