概要
教育研修部は、病院を維持・発展させていく上で、「将来を担う人材の育成」、「社会貢献の視点構築」、「リサーチマインドの向上と論文や学会等への発表を通した成果の蓄積」、「チーム医療を支える良好な職種間コミュニケーションの維持」、などに欠くことのできない活動をリードする部門として日々努力しております。
当院は、平成21年5月からは、卒後臨床研修評価機構認定 基幹型臨床研修指定病院として、学生・前期研修医・レジデントの受け入れを積極的に行っている病院でもあります。教育研修室がその中心で、臨床研修に係る庶務、臨床研修の実施、研修医の公募と登録、研修協力施設との連絡調整、研修医等からの相談等の業務を行っています。平成29年度からの専門医研修指定病院に向けてのプログラム準備も、内科・外科・整形外科・救命救急科・総合診療内科で進んでいます。
外部委員を入れた臨床研修管理委員会は、臨床研修プログラムの作成と管理、研修医の管理、研修医の評価と報告、指導医の評価等の臨床研修実施の統括を行っています。
その他に、以下の部内部会を設置して役割分担をしつつ、協力しあって運営しています。
- 教育・研修部会
集談会を含む院内各研究会をまとめる。 - 市民病院医誌編集部会
市民病院医誌の編集および発行を行う。 - 図書部会
図書館関係の問題を整理・検討する。 - 救命救急部会
救急処置に関する院内講習会などを主催する。 - 小集団活動小委員会
「QC手法」と呼ばれる手法を用いて、各部署の課題・問題を認識し、解決や改善工夫を行う契機してもらう。場合によっては多職種間で活動し、病院全体で共有するため、年1回成果発表会を行う。
以上の活動などを通して、職員の能力向上、職員の働く意欲・モチベーション維持、希望があり明るく活力のある職場づくり、患者満足の向上および社会貢献、次世代リーダーの発掘を目指して力を注ぎたいと考えております。