分娩予約について
当院では総合周産期母子医療センターの機能を維持するため、分娩数を月50件に制限いたします。これに伴い、予約定数の超過の場合は、原則として分娩予約をお断りいたします。ただし、新潟県内の産婦人科施設から紹介のハイリスク妊娠(※)の場合の分娩予約はこの限りではございません。(ただし初回外来受診時に、ハイリスク妊娠の記載がある前医からの診療情報提供書が必須です)
※ここでいうハイリスク妊娠とは、
・他院での管理が不可能な産科的異常のある妊婦(多胎妊娠、子宮頚管無力症、胎児発育不全など)
・内科的あるいは外科的合併症があり当院の他科での管理が必要な妊婦(糖尿病、膠原病など)
・40才以上の初産婦
・高度肥満(Body mass index 35以上)の初産婦
などをいいます。
当院にて分娩を希望される場合には、原則として前医にて子宮内に胎児心拍があることを確認してから(妊娠7週前後でわかります)本人に受診していただきます。まず電話にて外来受診日を予約してから、当科外来受診していただくようお願いいたします。(外来受診予約されても分娩予約となりません。)そのさい必ず前医の診療情報提供書をお持ちください。里帰り分娩予約のためにご家族が受診される場合でも、ハイリスク妊娠の内容の記載がある前医からの診療情報提供書を必ずご持参ください。
分娩予約方法について
もしも里帰り分娩希望でどうしても妊娠初期に本人が受診できない場合は、近医にて妊娠7〜9週相当の発育(胎児の頭部から臀部までの長さが10から20mmに相当)が確認されてから、家族の方に
①最終月経開始日
②胎児の大きさとその計測日
③近医で決めた正式な分娩予定日
④母体の合併症の有無
を伝え、速やかに家族の方に外来受診の予約登録していただき当科外来に受診していただくようお願いいたします。
(この場合でも受診料2,880円が必要になります。)
受診方法について
- 分娩は予約制のため、定員になりしだいお断りさせていただいています。
電話での分娩予約は受け付けておりませんので、妊婦さんご自身またはご家族の方は早めに産科を受診してください。(要診察料)
なお合併症等のために、当院での管理が必要な場合はこの限りではありません。(他院の紹介状必要)
ご家族の方が予約した場合で、妊婦さんご自身が初めて受診される場合は、33週6日(双胎は26週6日)までに紹介状をご持参して、受診してください。ただし、切迫早産の薬や血圧を下げる薬を内服している妊婦さんや、今回帝王切開予定の妊婦さんは、妊婦検診中の主治医と相談のうえ、早めに帰省していただくようお願いいたします。 - 病診連携により、事前に予約日を決めて受診することもできます。
もしご希望があれば医師から「病診連携」までお電話をいただければ、申込用紙をファックスいたしますので、そこにご記入の上送信をお願いします。
当院の産科のご紹介
詳細は、産科・婦人科の紹介ページ・当院の産科の特徴・取り組みページもご覧ください。
ご来院を心からお待ちしております。