当科の特徴
新生児部門は、重症な赤ちゃんや生まれたばかりの低出生体重児を診るための新生児特定集中治療室=NICU(neonatal intensive care unit)9床と、急性期を脱した赤ちゃんを診るための回復期治療室=GCU(growing care unit)21床から構成されております。入院してくる赤ちゃんは生まれてから28日以内の新生児期に治療が必要となる赤ちゃんで、その内訳は2,500g未満の小さな赤ちゃんが6割、成熟児でも病気があって入院する赤ちゃんが4割を占めています。1年間に約200~250人の入院があります。また1,000g未満のとても小さな赤ちゃんも年間15人前後入院しています。搬送に関しては、母体搬送の他に、“ドクターカー搬送”と呼ばれる医師が同乗して新生児を搬送するシステムもあります。各種医療機器を搭載した特別な救急車で当院の専門医と看護師が紹介病院に向かい、初期の専門治療を行った上で赤ちゃんを安全に新潟市民病院へ搬送するというシステムです。
スタッフは、新生児内科医・小児科医が6名、また外科疾患を扱う小児外科医が3名おり、診療を行っています。また、外来では当センターを退院した子ども達のフォローアップをして、発達支援を行っています。看護師は54名で24時間きめ細やかな観察と愛情豊かな育児を行っています。スタッフー同、生まれたばかりの赤ちゃんたちの intact survival(=障害のない生存)を目標に頑張っております!
診察スタッフ
佐藤 尚
役職 |
センター長 |
卒業年 |
平成5年 |
認定資格 |
小児科専門医 新生児専門医 |
山崎 肇
役職 |
副センター長 |
卒業年 |
平成6年 |
認定資格 |
小児科専門医 新生児専門医 |
臼田 東平
役職 |
副センター長 |
卒業年 |
平成9年 |
認定資格 |
小児科専門医 新生児専門医 |
下妻 大毅
役職 |
医長 |
卒業年 |
平成22年 |
認定資格 |
小児科専門医 新生児専門医 |