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感染制御室

PDFアイコン 新潟市民病院 病院感染対策指針(2015年6月改訂)

当院では、院内で不要な感染症が広がることを防ぐために、院内感染防止に関する事項の審議を目的として、院内感染対策委員会(旧感染症対策委員会)を設置しています。

感染制御室の役割

感染防止対策が適切に行われるためには、
  • 院内で起きている感染症についてのデータの集積
  • 感染防止における問題の発見や実働できる改善策の検討
  • 職員への正しい知識、技術の指導
が必要です。具体的には実働支援チームとして、各部門(医師、看護師、薬剤師、検査技師など)のスタッフからなるインフェクションコントロールチーム(ICT)が結成されています。
感染制御室は、このICTの活動が速やかに行われるように企画、調整、最新の情報を入手し、支援を行うことが役割です。また近年、当院のような規模の病院は、地域の中小の病院や医療福祉施設へ感染防止対策の支援を行うことが求められています。このような対外的な活動を担い、外部との感染防止対策関連の窓口となることも感染制御室の役割です。感染制御室およびICTともに、決定機関である院内感染対策委員会の指示のもと活動が行われます。

感染制御室の職員

  • 室長:感染症内科、呼吸器内科医師(兼任)
  • 感染管理医師(兼任):外科、新生児科
  • 感染管理担当看護師長(兼任)
  • 感染管理認定看護師(専従)
  • 感染制御認定薬剤師(兼任)
  • 感染管理認定細菌検査技師(兼任)
  • 事務職員(兼任)

具体的な活動内容

  • 感染症治療薬(抗菌薬、抗真菌薬など)の使用の確認
  • 感染症におけるデータの収集、提出(注釈1)、フィードバック
  • 感染症法に基づく感染症発生届出の確認、支援
  • 感染症対策に関わる対策の起案、提案
  • 感染対策に関わる指針、マニュアルの作成、改定
  • 感染対策に関わる職員への研修会の起案、開催
  • 診療報酬の規定の感染管理地域連携に関わる諸事の対応
  • 感染症診療における病棟への診療体制の支援
  • 職業感染防止対策(職員の針刺し体液暴露防止、結核予防対策)など
注釈1:
手術における創部の感染(手術部位感染)や人工呼吸器に関係した肺炎、カテーテル挿入に関係した血流感染や尿路感染、そのほか院内で検出する耐性菌の動向、抗菌薬の使用動向などのサーベイランス(モニタリング)を行っています。一部のデータは、個人情報に配慮した上で、厚生労働省や各学会のデータバンクにデータを提供しています。

特殊な感染症への対応

当院は、日本で47しかない第1種感染症指定施設です。2014年に世界的な流行を起こしたエボラ熱や、2015年、お隣の韓国で蔓延した中東呼吸器症候群(MERS)などの新興感染症(注釈2)を収容する役割を持っています。いつ発生するかわからないこれらの感染症を安全かつ適切な医療が提供できるように、日々スタッフの研修や体制の維持に努めています。
注釈2:新興感染症とは「かつては知られていなかった、新しく認識された感染症で、局地的に、あるいは国際的に公衆衛生上の問題となる感染症」と世界保健機構(WHO)が定義するもの。

患者さん、ご家族へお願い

患者さんの中には、免疫力が低下しているなど感染症を発生しやすい方がいます。そのため、患者さん本人やご家族の方に面会の制限やマスクの着用、手指消毒の実施などご協力をお願いする場合があります。多くの患者さんを守るために、ご理解とご協力をお願いいたします。