令和2年度 脳神経外科
手術総数 159件
主な疾患の症例数
主な手術内容 | |
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脳腫瘍手術総数 24件 |
摘出術 18件 |
広範囲頭蓋底腫瘍切除 1件 | |
脳血管障害総数 (開頭術) 43件 |
破裂脳動脈瘤clipping 19件 |
未破裂脳動脈瘤clipping 1件 | |
AVM摘出 1件 | |
Bypass 1件 | |
脳内血腫(内視鏡下+顕微鏡下) 8件 | |
頭部外傷総数 53件 |
急性硬膜外血腫 2件 |
急性硬膜下血腫 9件 | |
慢性硬膜下血腫 35件 | |
脊椎・脊髄手術総数 14件 |
脊椎変性疾患 5件 |
脊髄腫瘍 6件 | |
脊髄血管障害 1件 | |
血管内治療総数 84件 |
当科の手術の特徴
当院は、新潟医療圏における脳血管障害や頭部外傷などの救急医療の中心的役割を担っている。救急医療のみならず、脳腫瘍・機能性疾患(顔面痙攣や三叉神経痛など)・脊椎脊髄疾患・頭蓋底疾患など専門性の高い領域にも力を入れ、対象疾患は多岐にわたっている。
近年めざましい進歩を遂げている血管内手術においては、従来の観血的手術に比べ、より低侵襲でありながら、同等の効果を期待できる脳動脈瘤に対するコイル塞栓術、動脈硬化性疾患に対するステント留置術、急性期脳梗塞に対する血栓回収術など、適応疾患や手術件数は益々増加し、脳卒中診療の一つとなっている。
疾患分野によっては新潟大学脳神経外科教室と協力し、必要なサポートをうけながら、高度な専門性を維持し、新潟医療圏の脳神経外科中核病院として、日々の診療・手術にあたっている。