退院までの流れ
入院時
- 病棟の看護師が、患者さん・ご家族からこれまでの生活(暮らし)について聴き取りを実施します。
- 入院から 3 日以内に入退院支援職員(医療福祉相談員)が「退院支援」の要否について判断します。
- 担当ケアマネジャーがいる場合は、患者さん・ご家族を通じて入院されたことを連絡していただきます。
- 担当ケアマネジャーから「入院時情報提供書」が届いた場合は、患者総合支援センターを通じて入院病棟で保管し情報共有します。
担当されている利用者の入院後の状況等の問い合わせについて、当院では初回の場合は専用の「FAX 問い合わせ票」のご利用をお願いしています。
「FAX 問い合わせ票」がお手元にない場合は、ホームページからダウンロードしてご利用ください。
「入院時情報提供書」をFAXされる際は、「FAX送信票(入院時情報提供書・看護サマリー)」をご利用ください。
「入院時情報提供書」を当院宛に郵送される場合は、「新潟市民病院 患者総合支援センター地域医療室 医療福祉相談員」宛でお願いします。
「入院時情報提供書」郵送先情報
〒950−1197
新潟市中央区鐘木463番地7
新潟市民病院 患者総合支援センター地域医療室 医療福祉相談員宛
入院中
患者さん・ご家族に診療の内容や予想される入院期間等を記載した「入院診療計画書」をお渡しします。
入院から7日以内に退院支援カンファレンスを実施します。病棟看護師・入退院支援職員(医療福祉相談員)・患者総合支援センター退院支援看護師・医療福祉相談員が、医療上・生活介護上の課題について協議し、適切なサポートを開始します。
主として、病棟看護師が退院支援する場合と入退院支援職員(医療福祉相談員)が退院支援する場合があります。
退院前(退院準備期間)
自宅退院方針
【担当ケアマネジャーがいる場合】
入院前と比べて ADL 等に大きな変化がない場合は、病棟看護師あるいは患者さん・ご家族から、退院時期等について担当ケアマネジャーへ連絡します。
サービスの再調整が必要な場合は、入退院支援職員(医療福祉相談員)等が担当ケアマネジャーへ連絡します。
退院前に関係者も参加した話し合いの場を設けるなど退院支援を行います。
【担当ケアマネジャーがいない場合】
退院後の生活にサービスが必要となる場合は、入退院支援職員(医療福祉相談員)等がケアマネジャー選定の支援をはじめ、退院前に関係者も参加した話し合いの場を設けるなど退院支援を行います。
転院方針
当院からリハビリ等の理由により転院して頂く場合があります。その際は、入退院支援職員(医療福祉相談員)等が患者さん・ご家族と相談の上、適切な転院先をご紹介します。
退院
地域の関係機関や転院先での支援担当者へ引き続きの支援を依頼し、安心・安全な自宅退院や転院に繋げます。
退院支援
概要
退院後に安心して療養生活が継続できるように入院中から準備を始めます。各種制度や社会福祉サービスの利用などについて、医師・入院病棟看護師、当センターの医療福祉相談員・退院支援看護師などが協働して支援を行います。
例えばこのような事に対応をしています
- 退院後の療養生活はどのようにしたら良いか
- 訪問看護など介護保険サービスの紹介
- 退院前のケアマネジャーの紹介と事前のケアプランの打ち合わせ
- 訪問診療などかかりつけ医の紹介
- リハビリ転院先、療養転院先の紹介
- 介護保険施設、社会福祉施設の紹介
- 障害福祉サービスの紹介
ご利用方法
- 退院支援が必要となった場合は医師、看護師から必要に応じて患者総合支援センター退院支援スタッフの紹介があります。担当者(医療福祉相談員など)が決定すると患者、家族と退院準備の相談を開始致します。
- 患者、家族の皆様から退院後のことに関しての心配があり相談をご希望の場合は予約制となりますので医師、入院病棟看護師にお申し出ください。
相談時間 相談場所
- 相談時間:月曜日から金曜日 午前9時00分から午後5時00分(病院休診日を除く)
- 相談場所:患者総合支援センタースワンプラザ相談室(1階)又は病棟説明室
その他
- 相談内容については秘密を厳守します。
注:患者さんへの支援を進めるにあたり、ご相談の上、お伺いした内容の一部について医療者間で共有することや、他の関係機関にお知らせすることもあります。ご了承いただきますようお願いいたします。 - 必要に応じて、病院内の他部署や地域の関係機関と連携を取りながら相談に対応します。
- 相談は無料です。